FXのスプレッドに関する解説

FXは投資家とFX業者との相対取引による通貨ペアの売買となりますので、基本的には大きな流れは為替市場とそのまま連動しますが、個別通貨の売買価格はあくまでFX業者の提示した価格で取引することが求められます。

通常どのFX業者でも通貨ペアにおける売りと買いの価格には差が設けられており、このことをスプレッドと呼ぶのです。スプレッドは各業者によって設定がまちまちですが、最近ではドル円やユーロ円といった主要取引通貨では、業者間の競争からかなり狭いスプレッドが設定されるようになっています。

ひとむかし前までは、店頭FX業者でも一定の取引手数料をとっていたことがあるのですが、今は店頭業者ではほとんどが手数料無料を謳っており、実質的にこのスプレッドが業者にとっての手数料収入になっているということができます。

実際に取引を行ってみますと、スキャルピングのように、少ない利益を何度もの売買で積み上げていくような投資スタイルの場合、スプレッドが狭いことは非常に取引上有利に展開できることがわかります。

その一方で単純にこの幅が狭いだけではなく、売買しようと思った価格での発注が確実に約定するかどうかも大きな問題となります。またスリッページといって、約定価格が指定価格より滑ってしまうのも大きな問題であり、こうした三つの要件が整ってはじめて儲かる業者ということができるのです。

したがって見かけ上のスプレッドはもちろん重要ですが、やはり口座を開設して実際に使ってみて、その利便性が総合的に判断できることがとても重要となります。特にボラティリティが大きいときになりますと、本当の思い通り約定しないということが実際に起きるようになってしまいます。

できることならば複数のFX業者で口座開設をして使い比べてみて、なにが使いやすく、まだどこが使いにくいのかを適正に判断した上で、最終的に常用する業者を選択していくことが間違いのない利用法であるということができます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ